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葉が欠けているところは必ずいるチャドクガ

栽培地はもと住宅地で、廃屋が取り払われた後は草畑になっていたところです。農業や化学肥料とは無関係の安心・安全この上もない土地で、有機栽培の紅茶を作れる喜びに溢れました。苗が届くまで、いろんな本を読みあさり、茶農家の先輩に質問。そして、なんとか二年生苗四〇〇本を植栽したのでした。
梅雨が過ぎ、あふれんばかりの太陽が降り注ぐ日々が続き、抜いても抜いても増える雑草。首も腕も真っ黒になりながら、草との戦いの毎日。畑を通りかかる農家からは「今の時期なら除草剤をまいても残留しないよ」と言われましたが、家族のたゆまない草取り努力が続きました。その後、「草取りは早朝が最適」ということも学びました。
息子は草取りをしていてチャドクガに気づかず、全身に発疹ができて何日もかゆがりました。それが教訓となり、「葉が欠けているところは必ずチャドクガがいるはずだから」と、庭の隅に火を起こしました。
幼虫のびっしり並んだ茶葉を箸でつまんではさみで落とし、瓶に集め、それを火に投げ入れて退治。また、何度となく、強力なジェット噴射で水を浴びせました。そのうち、茶畑に立つと茶樹のようすでチャドクガがいそうな気配がすぐわかるようになり、おかげで私は一度も発疹の洗礼は受けませんでした。
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